2017年05月30日

【ネタバレ注意】山田洋次監督らしさ全開!映画「家族はつらいよ2」は切実な問題も笑いに変える。

【老い】【孤独】【死】
ネガティブで目を背けたくなる現実問題を
コミカルに描き、喜劇として笑いに変えた山田洋次監督は
本当に天才だと感じた。
映画「家族はつらいよ2」を観て感じた日本を抉る。

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家族はつらいよ2」あらすじ

ワケあり、クセあり一家の悲喜こもごもを描いた喜劇映画。
離婚危機を乗り越えた平田家の面々が、父親の車の運転が
危うくなってきたことを機に話しは進む。
老い、老父婦の生き方、死、友、、、
無縁社会というテーマを掲げ、山田監督が独自の視点で描く
家族物語に引き込まれる。


【ネタバレ】日本社会が抱える社会問題も描かれる

今回は父親・周造に運転免許証を返還させて、
車の運転を辞めさせようというミッションで進んでいく。
自分から車の運転を奪うことは、家に引きこもれ、
死ねというのといっしょと、子どもたちの提案を
断固として受け入れない。
橋爪功の演技は相変わらず、いい。
こういう、面倒臭いジジイいるよねーと共感させられる。
その子どもたちも個性的で、わが家族とシンクロさせて観てしまった。

高校時代の友との再会シーンは胸が詰まる思いがする。
老いてはいるが、若い頃の想い出を語り合い、
離れがたくウチまで連れて来て、さらに飲み明かす、、、
多感な年頃を共に生きたからこその時間の過ごし方だ。
本当に楽しい、幸せな時間だったのに、、、
山田洋次監督のセンスの良さは、ここからの大ドンデン返しだ。

友の突然死。
たまたま家族会議で集まっていた子どもたちも巻き込まれ、
孤独な老人の死と向かい合っていく。
酷く悲しいシーンにも関わらず、そこに「笑い」を
ぶち込んでくるのが山田洋次監督だ。
火葬のシーンでポンポン弾く音を立てる銀杏の使い方が
巧妙で、一本取られた感じだ。

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まとめ

映画の中で描かれた友の突然死は、
一人暮らしのアパートでの孤独死になる可能性は大きい。
高齢者はもちろん、30代、40代の若い世代でも孤独死は増えている。
都会の片隅で、人知れず、、、
元アイドルの川越美和さんの孤独死が週刊誌に載っていた。
華やかな世界で活躍していた芸能人が孤独死、しかも30代、、、
衝撃は大きく、とくダネコメンテーターの中江有里さんは、
若い頃に仕事場で一緒になったことがあり、
「自分を出しすぎない彼女が好きだった」と思い出を語り、
何か救う手立てはなかったのかと悔しさに涙を流した。

この手の家族をテーマにした映画を見ると、
家族のことを考え、家族に会いたくなる。
面倒臭い家族だとしても、自分が帰る場所でもある。
日本社会は超高齢化に進んでいるが、
無残な孤独死が1人でも減ればいいし、
そのためには地域コミュニティという「もうひとつの家族」の存在が
重要になってくるのではなかろうか。
地域と関わる、地域を思う、地域と生きる。
リアルなコミュニケーションが日本を変える。
キレイゴトでも、いいじゃないか。

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posted by matsuko at 15:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする